MIBレファレンス


3.16.3 axSystemMsg

システムメッセージトラップで送信したメッセージの詳細を表示します。

〈この項の構成〉

(1) 識別子

axSystem OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 1001}
axSystemMsg OBJECT IDENTIFIER ::= {axSystem 3}

(2) 実装仕様

axSystemMsgの実装仕様を次の表に示します。

表3‒52 axSystemMsgの実装仕様

#

オブジェクト識別子

SYNTAX

アク

セス

実装仕様

実装

有無

1

axSystemMsgText

{axSystemMsg 1}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージ。

ログフォーマットについては,「メッセージ・ログレファレンス」を参照してください。

Y

2

axSystemMsgTimeStamp

{axSystemMsg 2}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのイベント発生時刻。

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss[.nnn] zzzzzzz"で示します。

  • YYYY:年(1969〜2037)

  • MM:月

  • DD:日

  • hh:時

  • mm:分

  • ss:秒

  • nnn:ミリ秒

  • zzzzzzz:タイムゾーン

DDとhhの間,およびss[nnn]とzzzzzzzの間には,それぞれ1バイトのスペース文字が入ります。

Y

3

axSystemMsgLevel

{axSystemMsg 3}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのイベントレベル。

S0〜S7

イベントレベルの内容については,「メッセージ・ログレファレンス」を参照してください。

Y

4

axSystemMsgSwitchCode

{axSystemMsg 4}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージの装置番号。

Y

5

axSystemMsgBcuNumber

{axSystemMsg 5}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのBCU番号。

Y

6

axSystemMsgDuplexCode

{axSystemMsg 6}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージの系状態。

  • 運用系(A)

  • 待機系(S)

Y

7

axSystemMsgEventType

{axSystemMsg 7}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのメッセージ種別。

種別の内容については,「メッセージ・ログレファレンス」を参照してください。

Y

8

axSystemMsgEventPoint

{axSystemMsg 8}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信したメッセージ種別詳細情報。

種別詳細情報の内容については,「メッセージ・ログレファレンス」を参照してください。

Y

9

axSystemMsgEventCode

{axSystemMsg 9}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのメッセージ識別子。

0x00000000〜0xFFFFFFFF

メッセージ識別子の内容については,「メッセージ・ログレファレンス」を参照してください。

Y

10

axSystemMsgAdditionalCode1

{axSystemMsg 10}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージの付加情報1。

0x00〜0xFF

コードの内容は,保守用のため公開していません。

Y

11

axSystemMsgAdditionalCode2

{axSystemMsg 11}

OCTET STRING

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージの付加情報2。

0x000000000000〜0xFFFFFFFFFFFF

コードの内容は,保守用のため公開していません。

Y

12

axSystemMsgMsgText

{axSystemMsg 12}

DisplayString

R/O

システムメッセージトラップで送信した最新メッセージのメッセージテキスト。

Y