MIBレファレンス


2.5.7 ipv6InterfaceTable

IPv6インタフェースに関するMIBです。

本MIBはグローバルネットワークの情報だけが対象となります。

〈この項の構成〉

(1) 識別子

ip OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 4}
ipv6interfacetable OBJECT IDENTIFIER ::= {ip 30}

(2) 実装仕様

ipv6InterfaceTableの実装仕様を次の表に示します。

表2‒14 ipv6InterfaceTableの実装仕様

#

オブジェクト識別子

アク

セス

実装仕様

実装

有無

1

ipv6InterfaceTable

{ip 30}

NA

[規格] インタフェースごとのIPv6情報のテーブル。

[実装] 規格に同じ。

Y

2

ipv6InterfaceEntry

{ipv6InterfaceTable 1}

NA

[規格] 特定のインタフェースに関するIPv6情報のエントリ。

INDEX

{ ipv6InterfaceIfIndex }

[実装] 規格に同じ。

Y

3

ipv6InterfaceIfIndex

{ipv6InterfaceEntry 1}

NA

[規格] このエントリが適用できるインタフェースのインデックス値。

[実装] 規格に同じ。

Y

4

ipv6InterfaceReasmMaxSize

{ipv6InterfaceEntry 2}

R/O

[規格] インタフェースで受信したIPフラグメント分割された入力IPv6データグラムからリアセンブルできる最大IPv6パケットのサイズ。

[実装] 規格に同じ。

Y

5

ipv6InterfaceIdentifier

{ipv6InterfaceEntry 3}

R/O

[規格] このインタフェースの識別子。

[実装] 規格に同じ。

Y

6

ipv6InterfaceEnableStatus

{ipv6InterfaceEntry 5}

R/NW

[規格] このインタフェースでのIPv6の有効状態。

  • up(1)

  • down(2)

[実装] 規格に同じ。ただし,Read_Onlyです。

Y

7

ipv6InterfaceReachableTime

{ipv6InterfaceEntry 6}

R/O

[規格] 到達性確認後に,隣接ノードが到達可能だと見なされる時間(単位:ミリ秒)。

[実装] 規格に同じ。

Y

8

ipv6InterfaceRetransmitTime

{ipv6InterfaceEntry 7}

R/O

[規格] 近隣要請メッセージの再送間隔(単位:ミリ秒)。

[実装] 規格に同じ。

Y

9

ipv6InterfaceForwarding

{ipv6InterfaceEntry 8}

R/NW

[規格] IPv6中継機能の可否(ゲートウェイとして動作するか)。

  • forwarding(1)

  • notForwarding(2)

[実装] 規格に同じ。ただし,Read_Onlyです。

Y