メッセージ・ログレファレンス


1.1.3 運用ログのフォーマット

運用ログの各フォーマットを次に示します。

〈この項の構成〉

(1) システムメッセージ

システムメッセージのフォーマットを次の図に示します。

図1‒2 システムメッセージのフォーマット
yyyy/mm/dd hh:mm:ss[.nnn] zzzz 1-b(c) ee kkkkkkkk [iii...iii] xxxxxxxx
         1                       2 3  4     5         6           7   
 
yy yyyyyyyyyyyy ttt...ttt
      8             9
  1. 時刻:ログ取得時の年月日時分秒,およびタイムゾーンを表示します。

    show loggingコマンドで表示するときは,コマンド実行時点のタイムゾーンで表示します。また,show loggingコマンドのパラメータ指定によってミリ秒まで表示できます。

  2. BCU番号:イベントが発生したBCUの搭載スロット番号を表示します。

  3. 系状態:イベントが発生したBCUの系状態を表示します。運用系の場合はA,待機系の場合はSを表示します。

  4. イベントレベル(S0〜S7)

  5. メッセージ種別

  6. メッセージ種別詳細情報(表示の有無はメッセージ種別に依存します)

  7. メッセージ識別子:メッセージを識別するための一意な識別子を表示します。

  8. 付加情報:イベントの詳細情報をコードで表示します。

  9. メッセージテキスト(最大316文字まで表示します)

(2) 入力コマンド,コマンド応答メッセージおよびコンフィグレーションエラーメッセージのフォーマット

入力コマンド,コマンド応答メッセージおよびコンフィグレーションエラーメッセージのフォーマットを次の図に示します。

図1‒3 入力コマンド,コマンド応答メッセージおよびコンフィグレーションエラーメッセージのフォーマット
yyyy/mm/dd hh:mm:ss[.nnn] zzzz 1-b(c) ee kkkkkkkk xxxx(xxxx):xxxx ttt...ttt
         1                       2 3  4      5           6            7    
  1. 時刻:ログ取得時の年月日時分秒,およびタイムゾーンを表示します。

    show loggingコマンドで表示するときは,コマンド実行時点のタイムゾーンで表示します。また,show loggingコマンドのパラメータ指定によってミリ秒まで表示できます。

  2. BCU番号:イベントが発生したBCUの搭載スロット番号を表示します。

  3. 系状態:イベントが発生したBCUの系状態を表示します。運用系の場合はA,待機系の場合はSを表示します。

  4. イベントレベル(S6固定)

  5. メッセージ種別

  6. アカウントおよび端末情報(取得できないときは表示しません)

  7. メッセージテキスト(最大316文字まで表示します):入力コマンド,コマンド応答メッセージおよびコンフィグレーションエラーメッセージを表示します。

    メッセージ中に改行がある場合,改行個所を「^J」で表示します。また,コンフィグレーションエラーメッセージでは,メッセージの最後に詳細コードを表示することがあります。