コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


monitor session

ポートミラーリング機能を設定します。

[入力形式]

情報の設定
monitor session <session no.> source interface <interface id list> {rx | tx | both} destination interface {gigabitethernet | tengigabitethernet | fortygigabitethernet | hundredgigabitethernet} <nif no.>/<port no.>
情報の変更
monitor session <session no.> source interface <interface id list> {rx | tx | both} destination interface {gigabitethernet | tengigabitethernet | fortygigabitethernet | hundredgigabitethernet} <nif no.>/<port no.>
monitor session <session no.> source interface {add | remove} <interface id list>
情報の削除
no monitor session <session no.>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<session no.>

ポートミラーリングセッション番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜1000

source interface <interface id list>

ポートミラーリングのモニターポートをリスト形式で指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

source interface {add | remove} <interface id list>

指定済みのリストに対してポートミラーリングのモニターポートを追加,または削除します。

add <interface id list>

指定済みのリストにポートミラーリングのモニターポートを追加します。

remove <interface id list>

指定済みのリストからポートミラーリングのモニターポートを削除します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

{rx | tx | both}

ポートミラーリングするトラフィックの方向を指定します。

rx

受信フレームをミラーリングします。

tx

送信フレームをミラーリングします。

both

送受信フレームをミラーリングします。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

destination interface {gigabitethernet | tengigabitethernet | fortygigabitethernet | hundredgigabitethernet} <nif no.>/<port no.>

ポートミラーリングのミラーポートを指定します。

{gigabitethernet | tengigabitethernet | fortygigabitethernet | hundredgigabitethernet}

ミラーポートの種別を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

<nif no.>/<port no.>

ミラーポートのNIF番号,ポート番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 複数のモニターポートに対して一つのミラーポートを設定できます。ポートミラーリングでコピーした受信フレームを複数のミラーポートに送信したり,コピーした送信フレームを複数のミラーポートに送信したりできません。

  2. ポートミラーリングでコピーしたフレームの量が回線帯域を超えた場合,そのフレームは廃棄されます。

  3. すでにミラーポートとして設定しているポートを,モニターポートには設定できません。

  4. モニターポートまたはミラーポートに設定しているインタフェースのコンフィグレーションを削除した場合には,該当するポートが含まれているポートミラーリングセッションのコンフィグレーションが削除されます。モニターポートにポートリストを設定している場合,そのリスト内に該当するポートが含まれている,ポートミラーリングセッションのコンフィグレーションが削除されます。

[関連コマンド]

なし