コンフィグレーションガイド Vol.3


19.2.2 コンフィグレーションの流れ

〈この項の構成〉

(1) OSPFv3基本機能の設定手順

  1. あらかじめ,IPv6インタフェースを設定します。

  2. OSPFv3を適用する設定をします。

    各ルータに,重複しないルータIDを割り当ててください。

    IPv4インタフェースが存在する場合,ルータIDを自動選択できます。

  3. AS外経路広告の設定をします。

    他プロトコルの経路をOSPFv3で広告する場合,設定が必要です。

    また,マルチバックボーン機能を使用してドメイン間で経路を再配布する場合,設定が必要です。

  4. 経路選択の設定をします。

    特定インタフェースを経由する経路に重み付けが必要な場合,ipv6 ospf costコマンドでコスト値を設定します。