26.2.2 sFlow統計の基本的な設定
- 〈この項の構成〉
(1) 受信パケットをモニタする設定
ポート1/4で受信するパケットをモニタする場合の設定例を次に示します。
- [設定のポイント]
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sFlow統計のコンフィグレーションでは装置全体で有効な設定と,実際に運用するポートを指定する設定の二つが必要です。
[コマンドによる設定]
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(config)# sflow destination 192.168.1.12
コレクタとしてIPアドレス192.168.1.12を設定します。
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(config)# sflow sample 512
512パケットごとにトラフィックをモニタします。
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(config)# interface gigabitethernet 1/4
ポート1/4のコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# sflow forward ingress
ポート1/4の受信パケットに対してフローサンプル作成機能を,送受信パケットに対してカウンタサンプル作成機能を有効にします。
- [注意事項]
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sflow sampleコマンドで設定するサンプリング間隔については,パケット流量(packet/s)を考慮して決める必要があります。詳細は,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2」 「sflow sample」を参照してください。
(2) 複数のコレクタと接続する設定
4台のコレクタと接続する場合の設定例を次に示します。
- [設定のポイント]
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バックアップのため,コレクタを複数台(最大4台)接続できます。
[コマンドによる設定]
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(config)# sflow destination 192.168.1.12
コレクタとしてIPアドレス192.168.1.12を設定します。
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(config)# sflow destination 192.168.1.13
コレクタとしてIPアドレス192.168.1.13を設定します。
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(config)# sflow destination 192.168.1.14
コレクタとしてIPアドレス192.168.1.14を設定します。
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(config)# sflow destination 192.168.1.15
コレクタとしてIPアドレス192.168.1.15を設定します。
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(config)# sflow sample 512
512パケットごとにトラフィックをモニタします。
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(config)# interface gigabitethernet 1/4
ポート1/4のコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# sflow forward ingress
ポート1/4の受信パケットに対してフローサンプル作成機能を,送受信パケットに対してカウンタサンプル作成機能を有効にします。