24.2.2 ポートミラーリングの設定
ポートミラーリングのコンフィグレーションでは,モニターポートとミラーポートの組み合わせをモニターセッションとして設定します。
(1) 受信フレームのミラーリング
- [設定のポイント]
-
設定できるインタフェースはイーサネットインタフェースです。リンクアグリゲーションで使用している場合も,単独のイーサネットインタフェースを指定します。
[コマンドによる設定]
-
(config)# monitor session 2 source interface gigabitethernet 1/1 rx destination interface gigabitethernet 1/5
アナライザをポート1/5に接続し,ポート1/1で受信するフレームをミラーリングすることを設定します。セッション番号は2を使用します。
(2) 送信フレームのミラーリング
- [設定のポイント]
-
設定できるインタフェースはイーサネットインタフェースです。リンクアグリゲーションで使用している場合も,単独のイーサネットインタフェースを指定します。
[コマンドによる設定]
-
(config)# monitor session 1 source interface gigabitethernet 1/2 tx destination interface gigabitethernet 1/6
アナライザをポート1/6に接続し,ポート1/2で送信するフレームをミラーリングすることを設定します。セッション番号は1を使用します。
(3) 送受信フレームのミラーリング
- [設定のポイント]
-
設定できるインタフェースはイーサネットインタフェースです。リンクアグリゲーションで使用している場合も,単独のイーサネットインタフェースを指定します。
[コマンドによる設定]
-
(config)# monitor session 1 source interface gigabitethernet 1/3 both destination interface gigabitethernet 1/11
アナライザをポート1/11に接続し,ポート1/3で送受信するフレームをミラーリングすることを設定します。セッション番号は1を使用します。
(4) 送受信フレームの別ポートへのミラーリング
- [設定のポイント]
-
モニターポートの送信フレームのミラーリングと受信フレームのミラーリングを別のミラーポートに設定します。
[コマンドによる設定]
-
(config)# monitor session 1 source interface gigabitethernet 1/3 rx destination interface gigabitethernet 1/11
(config)# monitor session 2 source interface gigabitethernet 1/3 tx destination interface gigabitethernet 1/12
ポート1/3で受信するフレームをポート1/11にミラーリングして,ポート1/3で送信するフレームをポート1/12にミラーリングすることを設定します。セッション番号は1と2を使用します。