5.1.2 MACアドレス学習の移動監視
MACアドレス学習の移動検出では,学習済みの送信元MACアドレスを持つフレームを学習時と異なるポートから受信した場合,そのMACアドレスが移動したものと見なしてMACアドレステーブルのエントリを再登録(移動先ポートに関する上書き)します。
QinQ網向け機能のハードウェアプロファイルを設定すると,MACアドレス学習の移動を監視します。単位時間当たりに閾値を超えると,システムメッセージでMACアドレス学習の移動の過多を通知します。この動作は,ネットワーク間でフレームのループが発生したときなどの検知に利用できます。