コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
DHCPパケットをサーバへ転送する際の送信元アドレスとして使用するインタフェースを指定します。
本コマンドと,リレーエージェント情報オプション(DHCP Option82)のサーバIDオーバーライドオプション付加(ip dhcp relay information option server-id-overrideコマンドの指定)を併用した場合に,リンクセレクションサブオプションを付加します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ip dhcp relay source-interface <interface type> <interface number>
- 情報の削除
no ip dhcp relay source-interface
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
- イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <interface type> <interface number>
- インタフェースを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
<interface type> <interface number>には,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■インタフェースの指定方法」を参照してください。
・ループバックインタフェース
[コマンド省略時の動作]
パケットの送信元インタフェースを使用します。DHCP Option82にリンクセレクションサブオプションを付加しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- ループバックインタフェースにIPアドレスを事前に,設定してください。IPアドレスが設定されていない場合,本コマンドの設定は無効です。
[関連コマンド]
なし
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