コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
インタフェースごとにNDPエントリ数の超過および回復を知らせるシステムメッセージを発行する閾値を指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ipv6 nd warning-threshold <higher> recover <lower>
- 情報の削除
no ipv6 nd warning-threshold
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
- イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <higher>
- エントリ数の超過を通知するシステムメッセージを発行するときの閾値を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜2147483646
- recover <lower>
- エントリ数の回復を通知するシステムメッセージを発行するときの閾値を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜2147483646
[コマンド省略時の動作]
該当インタフェースではNDPエントリ数の警告をしません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドで指定する閾値は,ipv6 nd dynamic-limitコマンドで指定した値より小さい値にしてください。これよりも大きい値を設定すると,本コマンドで指定した閾値に到達する前にNDPエントリが削除されるため,システムメッセージが発行されません。
- インタフェースのダウンに伴うNDPエントリの削除によってNDPエントリ数が回復した場合,例外的に回復のシステムメッセージが発行されません。
[関連コマンド]
ipv6 nd dynamic-limit
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