コンフィグレーションガイド Vol.2

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22.1.3 ストームコントロール使用時の注意事項

<この項の構成>
(1) ストームコントロールの対象外フレームについて
(2) 対象インタフェースについて
(3) 受信帯域の閾値について

(1) ストームコントロールの対象外フレームについて

次に示すフレームは,ストームコントロールの監視対象外です。

(2) 対象インタフェースについて

リンクアグリゲーションを構成するイーサネットインタフェースにストームコントロールを設定する場合は,すべてのイーサネットインタフェースで同じ設定にしてください。異なる設定にすると,ストームの発生およびストームからの回復を適切に検出できないおそれがあります。

(3) 受信帯域の閾値について

受信フレームが閾値を超えると,制御フレームも廃棄します。例えば,ブロードキャストフレームがストームコントロールの対象である場合,ARPやRIPなどのブロードキャストで中継する制御フレームも廃棄します。

必要な制御フレームを廃棄しないように,極端に小さい値を閾値に設定しないでください。

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