コンフィグレーションガイド Vol.1
L2ループ検知のL2ループ検知フレーム送信レートおよびネットワーク全体で動作できる装置台数を次の表に示します。
表3-69 L2ループ検知の収容条件
項目 収容条件 L2ループ検知フレームの送信レート(装置当たり)※1 スパニングツリー,Ring Protocolのどちらかを使用している場合 90pps(推奨値)※2 スパニングツリー,Ring Protocolのどちらも使用していない場合 600pps(最大値)※3 ネットワーク全体で動作できる装置数 64台
- L2ループ検知フレーム送信レート算出式
L2ループ検知フレームの送信レート(pps)=L2ループ検知フレーム送信対象のVLANポート数÷送信間隔(秒)
なお,チャネルグループの場合,VLANポート数はチャネルグループ単位で1ポートと数えます。
- 注※1
- 送信レートは上記の条件式に従って,自動的に600pps以内で変動します。
- 注※2
- スパニングツリー,Ring Protocolのどちらかを使用している場合は,90pps以下に設定してください。90ppsより大きい場合,スパニングツリー,Ring Protocolの正常動作を保証できません。
- 注※3
- 600ppsを超えるフレームは送信しません。送信できなかったフレームに該当するポートやVLANではループ障害を検知できなくなります。必ず600pps以下に設定してください。
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