ハードウェア取扱説明書
電源機構の増設,交換は,装置の電源を入れたままで行なうことができます。
- 電源機構の増設,交換作業は,教育を受けた技術者または保守員が行なってください。
- 電源機構の増設および交換では,電源ケーブルの取り付け,取り外しを行ないます。
- 上記以外の方が作業して誤った取り扱いをした場合,火災・感電・装置故障の原因となります。
- 増設する場合はブランクパネルを取り外してください。なお,取り外したブランクパネルは大切に保管してください。
- <この項の構成>
- (1) 取り外し方
- (2) 取り付け方
(1) 取り外し方
電源機構を取り外すには,以下の手順で行ないます。
- 【ステップ1】
- 交換する電源機構の電源スイッチをOFFにします。
図5-13 電源の切断
- 【ステップ2】
- 交換する電源機構から電源ケーブルを取り外します。(電源ケーブルを取り外すには「4.5.1 AX7804S−ACの電源ケーブルの取り付けと取り外し」を参照してください。)
図5-14 電源ケーブルの取り外し
- 電源ケーブルを接続していると,電源スイッチをOFFにしていても一部の回路に通電しています。そのため,電源ケーブルを取り付けたまま電源機構を取り外すと火災・感電の原因となります。電源機構を取り外す前に,交換する電源機構から必ず電源ケーブルを抜いてください。
- 【ステップ3】
- 電源機構のネジを緩めます。
図5-15 電源機構のネジの取り外し
- 【ステップ4】
- 電源機構の取っ手を持ち,下面中央を支えながら手前に引いて取り出します。
図5-16 電源機構の取り外し
- AX7804S−ACの電源機構の質量は5kgです。落とさないように取り扱ってください。落とすとけがの原因となることがあります。
- オプション機構を取り外して本装置を使用する場合,必ずブランクパネルを取り付けてください。ブランクパネルを取り付けずにそのまま使用すると,装置のエアフローが確保できなくなります。エアフローが確保できなくなると,装置内部の温度上昇により,障害発生の原因となります。
- また,本装置が発生する妨害電波が他の機器へ影響を与えたり,他の機器が発生する妨害電波が本装置に影響を与え,誤動作の原因となることがあります。
(2) 取り付け方
電源機構を取り付けるには,以下の手順で行ないます。
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