ハードウェア取扱説明書
- <この項の構成>
- (1) AC電源ケーブル
- (2) コンセント
- (3) 分電盤
- (4) 分電盤への給電条件
(1) AC電源ケーブル
下記の電源ケーブルを使用してください。
表2-5 AC電源ケーブルの仕様
項目 コネクタ
(本装置側)ケーブル プラグ
(コンセント側)定格 10A 250V
電気用品安全法取得品10A 250V
電気用品安全法取得品10A 250V
電気用品安全法取得品形状 ![]()
3芯より合わせ コンセントの形状に合ったものを準備してください。
(2) コンセント
下記のコンセントを使用してください。このコンセントは一般の電気設備工事店で販売されています。
接地形2極引掛形コンセント:10A 250V
- AC電源に接続する場合には,接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
(3) 分電盤
本装置に給電する分岐回路にはブレーカを付けてください。ブレーカの定格と必要数は下表を参照してください。
表2-6 ブレーカの定格と必要数
モデル ブレーカの定格 PSU内蔵型高密度ポートのネットワークインタフェース機構の搭載 電源の冗長化 ブレーカの必要数 コンセントの必要数 AX7804S−AC 10AT単相AC200V(10A回路用) なし なし 1 1 あり(注1) 2 2 あり なし 2 2 あり(注2) 3*1 3*1 AX7808S−AC 10AT単相AC200V(10A回路用) なし なし 2 2 あり(注1) 4 4 あり なし 3 3 あり(注2) 4*1 4*1 (注1)電源機構に異なる電源系統から給電することで,電源設備系統を2系統化することができます。
(注2)電源設備系統の2系統化はできません。
- 分電盤は操作が容易に行なえるように,本装置の設置場所と同じ部屋か,近接する部屋に設置することをお奨めします。
- PSU内蔵型高密度ポートのネットワークインタフェース機構の増設や,電源の冗長化を考慮して,上記の「*1」で示す分を用意していただくことをお奨めします。
(4) 分電盤への給電条件
分電盤へ供給される電流の容量は「(3) 分電盤」で示すブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。
- 分電盤へ給電される電流容量は,ブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。分電盤への電流容量がブレーカの動作電流より小さいと,異常時にブレーカが動作せず,火災の原因となることがあります。
- 一般に,ブレーカの動作電流は定格電流より大きくなっています。使用するブレーカの仕様をご確認ください。
また,本装置の電源を投入すると,「表2-7 突入電流」で示す突入電流が流れます。突入電流により,電源設備の電圧低下が起こらないようご検討ください。
表2-7 突入電流
モデル 電流 時間 AX7804S−AC 50(A) 100ms AX7808S−AC
- 本装置の電源を投入すると突入電流が流れます。突入電流により,電源設備の電圧低下が起きないように考慮してください。電圧低下が起きると,本装置だけでなく,同じ電源設備に接続された他の機器にも影響をおよぼします。
- 上記の突入電流は,電源機構1個当りの値です。
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