運用コマンドレファレンス Vol.2
[機能]
GSRPプログラムで採取している詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
dump protocols gsrp
[パラメータ]
- なし
- 詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。
[実行例]
GSRPダンプ指示実行例を次に示します。
図10-14 GSRPダンプ指示実行例
> dump protocols gsrp Date 2003/06/26 11:03:19 >
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表10-7 dump protocols gsrpコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 意味 File open error. ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。 Can't execute this command in standby BCU. このコマンドは待機系BCU上では実行できません。 Connection failed to GSRP program. GSRPプログラムとの通信が失敗しました。
コマンドを再投入してください。頻発する場合は,restart gsrpコマンド(「restart gsrp」参照)でGSRPプログラムを再起動してください。Can't execute. コマンドを実行できません。
[注意事項]
- 出力ファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。
- 格納ディレクトリ:/primaryMC/var/gsrp/
- ファイル:gsrp_dump.gz
指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならばあらかじめファイルをバックアップしてください。
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