コンフィグレーションガイド

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18.1.4 エッジルータとして利用する場合の設定例

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

本装置をエッジルータとして使用し,イントラネットから入ってくるパケットを監視する場合の設定例を示します。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図18-4 構成図

[図データ]

[設定条件]
  1. ボーダルータと接続するインタフェースの回線速度は10Gbit/sとし,回線使用率100%で平均パケット長を100バイトとします(10Gbit/s=10Mpps)。
  2. IPアドレス192.1.1.11のコレクタ装置を使用します。
  3. 本装置のインタフェース0/0-9に流入するトラフィックをモニタして,その内容をコレクタ装置へ送付する設定を行います。次のサンプリング間隔を設定します。
    10Mpps÷3000=3333 < 8192[サンプリング間隔]

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置>
 1    (config)# sflow yes
      [sflow]
 2    (config)# destination 192.1.1.11
      [sflow]
 3    (config)# sample 8192
      [sflow]
 4    (config)# port 0/0-9
      [sflow port 0/0-9]
 5    (config)# exit
      [sflow]
 6    (config)# exit

表18-4 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 sFlow統計を使用にします。
sflowモードに移行します。
2 コレクタ装置のIPアドレスを192.1.1.11に指定します。
3 8192パケット毎にトラフィックをモニタします。
4,5 インタフェース0/0-0/9においてsFlow統計によるトラフィックモニタを行います。
6 sflowモードからグローバルコンフィグモードに移行します。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置>
sflow yes 
  destination 192.1.1.11
  sample 8192
  port 0/0-9

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