解説書 Vol.2

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14.13 システム操作パネル

システム操作パネルは,BCUボードに搭載されています。装置情報や各種メッセージを表示するための液晶ディスプレイと,ユーザが装置内の動作情報を取り出すために操作するBACKキー([図データ]),ENTRキー(■),FWRDキー([図データ])の三つの操作キーから構成されます。BCUボードの実装位置などの確認は,ハードウェア取扱説明書を参照してください。

システム操作パネルには,ユーザがメニューから選択して各種情報を表示したり,動作指示を行ったりする機能があります。また,障害発生時には,ERROR/ALARM LEDが点灯するとともに,システム操作パネルに障害情報を自動表示する機能があります。

装置起動直後やシステム操作パネルをしばらく操作しない場合には,システム操作パネルに装置型名を表示します。コンフィグレーションコマンドのsystem nameコマンドで<System Name>が設定されている場合には,装置型名の代わりにsystem nameコマンドで設定された文字列を表示します。

メニューを操作していて,現在メニューがどの表示をしているか分からなくなった場合には,ENTRキーを何回か押下することで<Main Menu>に戻ることができます。また,操作キーを操作しないで一定時間が経過しても<Main Menu>に戻ります。

次の図にシステム操作パネルのメニュー構造を示します。<Main Menu>が表示されていない場合には,ENTRキーを何回か押下することで<Main Menu>を表示します。なお待機系のBCUでは,表示できない情報があります。各メニューの詳細は,「運用ガイド 4. システム操作パネルの操作」を参照してください。

図14-10 システム操作パネルのメニュー構造

[図データ]

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