解説書 Vol.2
この節ではポートミラーリングのサポート仕様を示します。まず,モニターポートとミラーポートの最大数を次の表に示します。
表12-2 モニターポートとミラーポートの最大数【AX7800S】
項目 仕様 モニターポート数/装置 64 ミラーポート数/装置 64 表12-3 モニターポートとミラーポートの最大数【AX5400S】
項目 仕様 モニターポート数/装置 64 ミラーポート数/装置 64 次に,AX7800SとAX5400Sのポートミラーリングの設定可否をそれぞれ次の表に示します。
表12-4 ポートミラーリングの設定可否【AX7800S】
NIF種別 モニターポート(受信) モニターポート(送信) ミラーポート NE1G-12TA
NE1G-6GA
NE1G-12SA
NEMX-12○ ○※1 ○ NE1G-48T ○ ○※1 ○ NE10G-1ER
NE10G-1EW
NE10G-1LW
NE10G-1RX
NE10G-1RXA
S22-10G4RX
S33-10G4RX○ − ○ NE1GSHP-4S − − − NE1GSHP-8S ○ ○※1※2 ○※2※3 NP192-1S4
NP48-4S
NP192-1S− − − S12-1G48T
S12-1G48S○ ○※4 ○ (凡例) ○:設定できる −:設定できない
- 注※1
- モニターポートとミラーポートが同一NIF内でなければなりません。
- 注※2
- 送信フレームをモニターする場合,モニターポートのコンフィグレーションの階層化シェーパ情報のアグリゲートキューの設定と同じ設定をミラーポートに設定してください。
- 注※3
- 受信フレームのモニターポートがNE1GSHP-8S以外の場合,コンフィグレーションの階層化シェーパ情報でデフォルトアグリゲートキューをミラーポートに設定してください。
- 注※4
- モニターポートとミラーポートが同一NIF内の12ポート単位のグループ(0〜11,12〜23,24〜35,36〜47)内でなければなりません。モニターポートとミラーポートの組み合わせを次の表に示します。
表12-5 モニターポートとミラーポートの組み合わせ
項目 ミラーポート番号 0〜11 12〜23 24〜35 36〜47 送信モニターポート番号 0〜11 ○ − − − 12〜23 − ○ − − 24〜35 − − ○ − 36〜47 − − − ○ (凡例) ○:ミラーリング可能 −:ミラーリング不可能
表12-6 ポートミラーリングの設定可否【AX5400S】
NIF種別 モニターポート(受信) モニターポート(送信) ミラーポート NF1G-6G
NF100-48TA○ ○※1 ○ NF1G-48T
NF1G-32S
NFMX-44○ ○※1 ○ NFMX-34 ○ ○※1※2 ○ (凡例) ○:設定できる
- 注※1
- モニターポートとミラーポートが同一NIF内でなければなりません。
- 注※2
- モニターポート(送信)が0〜31ポート,ミラーポートが32または33ポートの組み合わせは使用できません。モニターポートとミラーポートの組み合わせを次の表に示します。
表12-7 モニターポートとミラーポートの組み合わせ【AX5400S】
項目 ミラーポート番号 0〜7 8〜15 16〜23 24〜31 32, 33 送信モニターポート番号 0〜7 ○ ○ ○ ○ − 8〜15 ○ ○ ○ ○ − 16〜23 ○ ○ ○ ○ − 24〜31 ○ ○ ○ ○ − 32, 33 ○ ○ ○ ○ ○ (凡例) ○:ミラーリング可能 −:ミラーリング不可能
次に,ポートミラーリング使用時の帯域制限について,回線種別ごとに仕様を説明します。
回線種別 ポート種別に対する帯域の上限 モニターポート(受信) モニターポート(送信) ミラーポート 10GBASE-R
10GBASE-W6Gbit/sまで受信できます。※ − 回線帯域まで送信できます。 1000BASE-X
1000BASE-T(ミラーリングが動作しないポートの受信帯域)+(ミラーリングが動作する受信帯域×2)が約12Gbit/sまでです。※ 回線帯域まで送信できます。 100BASE-TX
10BASE-T回線帯域まで送信できます。 (凡例) −:未サポート
注※ 帯域を超えたフレームは廃棄されます。
Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.