解説書 Vol.2

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9.4.3 サポートトラップ

本装置では,MIB-IIトラップ,BGPトラップ,RMONトラップ,プライベートトラップの4種類をサポートしています。本装置がマネージャにトラップを通知するためには,コンフィグレーションコマンドでトラップを受信するSNMPマネージャのコミュニティ名,IPアドレスおよび受信するトラップのレベル(標準トラップだけか,プライベートトラップを含むか)を登録する必要があります。また,MIB-IIトラップは使用している機能に関係なく,常に有効です。ほかのトラップは,機能を有効にすることでトラップが発行されます。

本装置が通知するトラップを次の表に示します。

表9-5 本装置が通知するトラップ

トラップ種別 イベント通知概要
MIB-IIトラップ
  • 装置が起動しました。
  • 装置の構成変化を検出しました。
  • 回線のリンクダウンを検出しました。
  • 回線のリンクダウンの回復を検出しました。
  • 不正なSNMPマネージャからのアクセスを検出しました。
BGPトラップ
  • BGPリンク確立を検出しました。
  • BGPリンク断を検出しました。
RMONトラップ
  • 特定のMIBの値が上方閾値超えを検出しました。
  • 特定のMIBの値が下方閾値下回りを検出しました。
プライベートトラップ
  • システム障害または警告メッセージの出力を検出しました。
  • 待機系BCUの状態変化を検出しました。

各トラップの詳細については「MIBレファレンス 4. サポートMIBトラップ」を参照してください。

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