ハードウェア取扱説明書
標準ポートのネットワークインタフェース機構の取り付け,取り外しの概略手順を以下に示します。
図に示すように,標準ポートのネットワークインタフェース機構はパケットルーティング機構に搭載して使用します。なお,標準ポートのネットワークインタフェース機構をパケットルーティング機構に搭載するには,パケットルーティング機構にシングルガイドを取り付けておく必要があります。
図5-61 標準ポートのネットワークインタフェース機構の取り付け,取り外し
- <この項の構成>
- (1) 取り外し方
- (2) 取り付け方
(1) 取り外し方
標準ポートのネットワークインタフェース機構を取り外すには,以下の手順で行ないます。
- 【ステップ1】
- 交換するネットワークインタフェース機構からインタフェースケーブルを取り外します。(インタフェースケーブルの取り外しについては「4.11 インタフェースケーブルの接続」を参照してください。)
- 【ステップ2】
- ネットワークインタフェース機構のネジを緩めます。
図5-62 ネットワークインタフェース機構のネジの取り外し
- 【ステップ3】
- 上側の小さいレバーを矢印の方向に開きます。(ネットワークインタフェース機構が15mmほど手前に出ます。)
図5-63 ネットワークインタフェース機構のロックの外し方
- ネットワークインタフェース機構を取り外すときには,コネクタ部の取り外しが正しく行なわれるよう,必ずレバーを使用してください。なお,レバーを動かすときには,無理な力を加えずにゆっくりと動かしてください。
- 下側の大きいレバーは使用しません。無理に開かないでください。
- 【ステップ4】
- ネットワークインタフェース機構を手前に引いて取り出します。(図の
で示す部分を持って少し引き出し,両側面を持って取り出してください。)
図5-64 ネットワークインタフェース機構の取り出し
- オプション機構を取り外して本装置を使用する場合,必ずブランクパネルを取り付けてください。ブランクパネルを取り付けずにそのまま使用すると,装置のエアフローが確保できなくなります。エアフローが確保できなくなると,装置内部の温度上昇により,障害発生の原因となります。
- また,本装置が発生する妨害電波が他の機器へ影響を与えたり,他の機器が発生する妨害電波が本装置に影響を与え,誤動作の原因となることがあります。
(2) 取り付け方
標準ポートのネットワークインタフェース機構を取り付けるには,以下の手順で行ないます。
- ここでは,パケットルーティング機構にシングルガイドが取り付けられている場合の手順について説明します。
- 標準ポートのネットワークインタフェース機構をパケットルーティング機構に搭載するには,あらかじめ,パケットルーティング機構にシングルガイドを取り付けておく必要があります。シングルガイドの取り付けについては,「5.7.4 シングルガイドの取り付けと取り外し」 を参照してください。
- 【ステップ1】
- レバーを図のように開き,ネットワークインタフェース機構用スロットにネットワークインタフェース機構を挿入します。(両側面を持って挿入してください。)
図5-65 ネットワークインタフェース機構の挿入
- 【ステップ2】
- 図の位置まで挿入し,矢印の方向にレバーを閉じます。(ネットワークインタフェース機構が奥まで挿入されます。)
図5-66 ネットワークインタフェース機構のロック
- ネットワークインタフェース機構を取り付けるときには,コネクタ部の取り付けが正しく行なわれるよう,必ずレバーを使用してください。なお,レバーを動かすときには,無理な力を加えずにゆっくりと動かしてください。
- 【ステップ3】
- ネットワークインタフェース機構のネジを締めます。
- ネジを締めるときにはドライバを使用してください。また,しっかり固定されたことを確認してください。
- 【ステップ4】
- ネットワークインタフェース機構にインタフェースケーブルを取り付けます。(インタフェースケーブルを取り付けるには「4.11 インタフェースケーブルの接続」を参照してください。)
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