ハードウェア取扱説明書

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4.4.1 AX7702R−ACのラック搭載

AX7702R−ACは,EIA規格準拠の19型キャビネットラックへの搭載が可能です。

次の手順でラックに取り付けます。


NOTE
AX7702R−ACのラック取り付け金具は,出荷時に本体に取り付けられています。


NOTE
本装置に取り付けられているラック取付金具は,ユニバーサルピッチのEIA規格準拠の19型キャビネットラックのみに対応しています。ワイドピッチのEIA規格準拠の19型キャビネットラックおよびJIS規格準拠の19型キャビネットラックをお使いになる場合は,弊社営業窓口までお問い合わせください。


NOTE
本装置に取り付けられているラック取り付け金具は,そのままの位置でもお使いいただくことができますが,位置を変えることで,装置を25mmまたは50mm奥に調整することもできます。
ラック搭載時,本装置の正面側に100mmのスペース(ケーブル引き出し用)が確保できない場合は,下図を参照して,ラック取り付け金具の位置を調整してください。

 

図4-2 ラック取り付け金具の取り外しと取り付け

[図データ]

【ステップ1】
キャビネットラックにガイドレールを取り付けます。
ガイドレールの取り付け位置については「図4-4 ガイドレールの取り付け位置」を参照してください。

図4-3 ガイドレールの取り付け

[図データ]


!注意
本体付属のラック取り付け金具は,本体をラックに固定するためのもので,荷重を支えるためのものではありません。必ずガイドレールを使用してください。なお,ガイドレールはラック付属のもので,本体の荷重を支えることのできるものを使用してください。

 

図4-4 ガイドレールの取り付け位置

[図データ]


NOTE
EIA規格準拠のキャビネットラックに搭載する場合,ガイドレールの上面がラックのU(ユニット)の境界より2.5mm上になるように取り付けます。

【ステップ2】
本体をガイドレールに搭載し,ネジで固定します。

図4-5 ラックへの搭載

[図データ]


!警告
AX7702R−AC本体の質量は最大で31kgです。設置および運搬作業は2人以上で行なってください。上記に満たない人数で作業を行った場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。


NOTE
本体をラックに取り付けるには,ラック付属のネジ(M5またはM6)を使用してください。


NOTE
高い場所への設置作業には,ハンドリフタなどのハンドリング装置をお使いいただくことをお奨めします。

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