運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
自動ログアウト(「運用ガイド 3.1.3(11) 自動ログアウト」参照)が実現されるまでの時間(分単位)を設定します。この設定はユーザごとにできます。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
set exec-timeout <Minutes>
[パラメータ]
- <Minutes>
- 自動ログアウト時間(単位は分)を指定します。指定できる値の範囲は1〜60です。
- なお,初期導入時のデフォルト設定は60分です。
[実行例]
自動ログアウト値を30分に設定します。
> set exec-timeout 30 [Enter]キー押下
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
なし
[注意事項]
- 本コマンドで設定した自動ログアウトの設定を待機系システムに同期させるには,synchronizeコマンドにuserfileパラメータ,またはaccountパラメータを指定して実行してください。
- adduserコマンドで,no-mcパラメータを指定して追加したアカウントの場合,本コマンドで設定した内容は,装置の再起動によって,デフォルト設定である60分に戻ります。
- コンフィグレーションコマンドloginで,exec-timeout,terminal-pager,terminal-help,terminal-warning-level,またはterminal-command-literalパラメータのどれか一つでも設定がある場合,そのユーザはコンフィグレーションのexec-timeoutパラメータの設定値(設定内容または省略時の初期値)で動作します。
- コンフィグレーションコマンドloginの設定値で動作しているユーザでも,ログイン後に本コマンドを実行すれば,該当するセッションでだけ一時的に動作を変更できます。
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