解説書 Vol.1

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11.5 BFD機能使用時の注意事項

<この節の構成>
(1) 運用コマンドrestart bfdによるBFD再起動直後の注意
(2) 冗長構成時の系切替直後の注意
(3) スタティック経路の設定

(1) 運用コマンドrestart bfdによるBFD再起動直後の注意

本装置では,運用コマンドrestart bfdでBFDを再起動した直後にセッション障害が発生した場合,セッション状態の変化をログ出力しないことがあります。運用コマンドでBFDを再起動したあとは,運用コマンドshow bfd sessionでセッション状態を確認してください。

(2) 冗長構成時の系切替直後の注意

本装置では,冗長構成時に障害または運用コマンドswap bcuの実行による系切替直後にセッション障害が発生した場合,セッション状態の変化をログ出力しないことがあります。系切替後は,運用コマンドshow bfd sessionでセッション状態を確認してください。

(3) スタティック経路の設定

BFD機能で監視対象としているアドレスを含む経路は,ダイレクト経路以外で登録しないでください。BFD機能で監視対象になっているアドレスとほかの経路が競合した場合,BFDセッションが確立しない,またはBFDセッションの状態がUp/Downを繰り返すおそれがあります。

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