解説書 Vol.1

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


7.7.1 ロードバランス概説

ロードバランスは,マルチパス接続(宛先ネットワークアドレスに対し複数の経路を構築)によって,IPレイヤのルーティング制御で,増大するトラフィックの負荷を分散する機能です。高帯域の回線にアップグレードしないで,既存の回線を集合して高帯域を供給します。

ここで説明するのはレイヤ3で実現するロードバランスです。

マルチパスを使用した負荷分散を「図7-24 マルチパスを使用した負荷分散(隣接ルータが単一の場合)」および「図7-25 マルチパスを使用した負荷分散(隣接ルータが複数の場合)」に示します。この図では四つのパスを利用して,ネットワークAからネットワークB内のサーバ宛てのパケットをハードウェア処理で高速に中継します。

図7-24 マルチパスを使用した負荷分散(隣接ルータが単一の場合)

[図データ]

図7-25 マルチパスを使用した負荷分散(隣接ルータが複数の場合)

[図データ]

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.