メッセージ・ログレファレンス

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1.3.4 運用メッセージの出力

<この項の構成>
(1) ルーティングプロトコルのイベント情報
(2) 装置関連の障害およびイベント情報

(1) ルーティングプロトコルのイベント情報

ルーティングプロトコルのイベント情報では,IPv4ルーティングプロトコル,IPv6ルーティングプロトコル,MPLSの動作状態を通知します。メッセージを運用端末に画面出力する場合は,コマンドで指定します。使用するコマンドを次の表に示します。なお,マルチキャストルーティングプロトコルはメッセージを表示しないで,運用ログとして取得するだけです。

表1-4 ルーティングプロトコルのイベント情報のメッセージ出力

分類 コマンド名 内容
IPv4ルーティング情報 debug protocols unicast メッセージ表示を開始します。
no debug protocols unicast メッセージ表示を停止します。
IPv4マルチキャストルーティング情報【OP-MLT】 メッセージ表示しません。
IPv6ルーティング情報 debug protocols unicast メッセージ表示を開始します。
no debug protocols unicast メッセージ表示を停止します。
IPv6マルチキャストルーティング情報【OP-MLT】 メッセージ表示しません。
MPLS情報【OP-MPLS】 mpls monitor メッセージ表示を開始します。
no mpls monitor メッセージ表示を停止します。

(凡例) −:該当しません。


(2) 装置関連の障害およびイベント情報

装置関連の障害およびイベント情報は,すべてのメッセージを運用端末に画面出力します。障害重度またはイベントの内容によって,イベントレベルと呼ばれるE3〜E9の7段階にレベル分けされています。set logging consoleコマンドでイベントレベルを指定すると,指定したレベル以下のメッセージの画面出力を抑止できます。

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