運用ガイド
通信障害の原因がトンネル回線にあると考えられる場合は,以下に従い確認をしてください。
- <この項の構成>
- (1) 状態確認
- (2) 統計情報の確認
(1) 状態確認
show interfacesコマンドにより,該当するトンネル回線状態を確認します。表示されるトンネル回線状態を次の表のとおり確認します。
表8-27 トンネル回線状態の確認/対応
項番 Line状態 原因 対応 1 active up 当該トンネル回線は正常に動作中です。 なし。 2 active down 当該トンネル回線に回線障害が発生しています。 当該トンネル回線が6to4トンネルの場合だけ発生する状態です。show loggingコマンドにより表示される当該6to4トンネル回線に対応する回線のログより,「メッセージ・ログレファレンス 3. 装置関連の障害およびイベント情報」の該当メッセージを参照し,記載されている[対応]に従って対応してください。 3 locked コンフィグレーションにより当該トンネルの運用が停止されています。 コンフィグレーションを設定して当該トンネルを運用状態にしてください。
(2) 統計情報の確認
show interfacesコマンドにより,当該トンネル回線の統計情報(パケット受信・送信失敗)を確認してください。パケット受信・送信失敗が発生している場合は,「8.8.1 通信ができない,または切断されている (11) トンネルインタフェース設定情報の確認」に従って設定情報の確認をしてください。
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