運用ガイド

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5.4.1 NE1G-48Tの実装手順

<この項の構成>
(1) 実装手順
(2) インタフェースモード変更時の注意事項
(3) BCU二重化運用中にインタフェースモード変更したときの注意事項【AX7800R】

(1) 実装手順

以下のNIFボードを実装する場合,インタフェースモードを8kインタフェースモードに設定する必要があります。16kインタフェースモードがスタートアップコンフィグレーションファイルに設定されている場合,コンフィグレーション不一致により運用できません。以下のNIFボードを実装する概略手順を次の図に示します。

注※ 実装するNIFボード

インタフェースモードの設定手順の詳細説明を記載します。

(手順1)8kインタフェースモードをコンフィグレーションに設定
8kインタフェースモードをコンフィグレーションに設定します。設定方法については「コンフィグレーションガイド 5.1.1 NE1G-48Tを実装する」を参照してください。

(手順2)インタフェース数を8176以内に削除
定義しているインタフェース数を8176以内に削除します。削除後,再度,(手順1)から実施してください。

(手順3)NIFの挿入
NIFの空きスロットにNIFボードを挿入します。挿入方法の詳細については,「ハードウェア取扱説明書」を参照してください。

〔注意事項〕
感電する恐れがあります。電源をONしたままでのボードの取り外し/取り付け作業は,教育を受けた技術者または保守員にご依頼ください。

(手順4)NIFの運用開始
挿入したNIFボードを運用状態にします。NIFボードが接続されているPRUボードが運用状態の場合,次に示すfree nifコマンドを運用端末から実行します。
 
free nif <NIF No.>[Enter]   (NIF No.:対象となるNIF番号)
 
PRUボードが停止状態の場合,次に示すfree pruコマンドを運用端末から実行します。PRUの運用開始と共に,NIFボードは運用開始されます。
 
free pru<PRU No.>[Enter]   (PRU No.:対象となるPRU番号)
 

(2) インタフェースモード変更時の注意事項

装置起動後,インタフェース数を8176より多く定義したことがある場合,インタフェースモードを16kインタフェースモードから8kインタフェースモードに変更すると本装置の再起動が必要となることがあります。

(3) BCU二重化運用中にインタフェースモード変更したときの注意事項【AX7800R】

BCU二重化構成で装置起動後,インタフェース数を8176より多く定義したことがある場合,インタフェースモードを16kインタフェースモードから8kインタフェースモードに変更すると本装置の再起動が必要となることがありますが,再起動を行うと運用系・待機系共に再起動を行います。

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