運用ガイド
- <この項の構成>
- (1) 実装手順
- (2) インタフェースモード変更時の注意事項
- (3) BCU二重化運用中にインタフェースモード変更したときの注意事項【AX7800R】
(1) 実装手順
以下のNIFボード※を実装する場合,インタフェースモードを8kインタフェースモードに設定する必要があります。16kインタフェースモードがスタートアップコンフィグレーションファイルに設定されている場合,コンフィグレーション不一致により運用できません。以下のNIFボード※を実装する概略手順を次の図に示します。
- 注※ 実装するNIFボード
- NE1G-48T
図5-29 実装手順
インタフェースモードの設定手順の詳細説明を記載します。
- (手順1)8kインタフェースモードをコンフィグレーションに設定
- 8kインタフェースモードをコンフィグレーションに設定します。設定方法については「コンフィグレーションガイド 5.1.1 NE1G-48Tを実装する」を参照してください。
- (手順2)インタフェース数を8176以内に削除
- 定義しているインタフェース数を8176以内に削除します。削除後,再度,(手順1)から実施してください。
- (手順3)NIFの挿入
- NIFの空きスロットにNIFボードを挿入します。挿入方法の詳細については,「ハードウェア取扱説明書」を参照してください。
- 〔注意事項〕
- 感電する恐れがあります。電源をONしたままでのボードの取り外し/取り付け作業は,教育を受けた技術者または保守員にご依頼ください。
- (手順4)NIFの運用開始
- 挿入したNIFボードを運用状態にします。NIFボードが接続されているPRUボードが運用状態の場合,次に示すfree nifコマンドを運用端末から実行します。
free nif <NIF No.>[Enter] (NIF No.:対象となるNIF番号)- PRUボードが停止状態の場合,次に示すfree pruコマンドを運用端末から実行します。PRUの運用開始と共に,NIFボードは運用開始されます。
free pru<PRU No.>[Enter] (PRU No.:対象となるPRU番号)
(2) インタフェースモード変更時の注意事項
装置起動後,インタフェース数を8176より多く定義したことがある場合,インタフェースモードを16kインタフェースモードから8kインタフェースモードに変更すると本装置の再起動が必要となることがあります。
(3) BCU二重化運用中にインタフェースモード変更したときの注意事項【AX7800R】
BCU二重化構成で装置起動後,インタフェース数を8176より多く定義したことがある場合,インタフェースモードを16kインタフェースモードから8kインタフェースモードに変更すると本装置の再起動が必要となることがありますが,再起動を行うと運用系・待機系共に再起動を行います。
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