コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
[入力モード]
mpls static_lspモード
[入力形式]
- IngressノードでのGlobal Repair機能の設定・変更
- global_repair_receive group_id <Group ID>
- >>移行モード:mpls static_lsp global_repair_receive
- IngressノードでのGlobal Repair機能の削除
- delete global_repair_receive [group_id <Group ID>]
[サブコマンド入力形式]
- IngressノードでのGlobal Repair機能の設定
- {enable | disable}
- description <Description>
- attached_lsp <Ingress LSP ID>
- IngressノードでのGlobal Repair機能の削除
- delete {enable | disable}
- delete description
- delete attached_lsp [<Ingress LSP ID>]
[モード階層]
mpls ├─ mpls ldp ├─ mpls lsr ├─ mpls static_lsp │ ├─ mpls static_lsp ingress_lsp │ ├─ mpls static_lsp core_lsp │ ├─ mpls static_lsp global_repair_receive │ └─ mpls static_lsp global_repair_send └─ mpls l2transport vc
[パラメータ]
- group_id <Group ID>
- Global Repair機能で使用するグループ番号を登録します。装置当たり最大1024グループの登録が可能です。障害通知によって障害の通知を行うグループ番号を設定してください。
- 本パラメータ省略時の初期値
なし
- 値の設定範囲
1〜65535
[サブコマンド]
- {enable | disable}
- 各種設定の有効,無効を設定します。
- Global Repair Receive
Global Repair Receiveの状態をdisableからenableに変更すると,disable前の状態にかかわらずenable後のグループの状態はprimaryとなります。
- 本サブコマンド省略時の初期値
Global Repair Receive:有効
- 値の設定範囲
enableおよびdisable
- description <Description>
- 補足説明を設定します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
なし
- 値の設定範囲
50字以内の文字列を”(ダブルクォート)で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列に,スペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列を”(ダブルクォート)で囲まなくても入力可能です。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照願います。
ただし,以下の文字は使用できませんので注意願います。
ダブルクォート(”),大カッコ始め({),大カッコ終わり(}),シングルクォート(’),セミコロン(;),ドル($),逆シングルクォート(‘)
- attached_lsp <Ingress LSP ID>
- グループ番号に属するIngress LSP IDを指定します。本サブコマンドは一つのグループに対して最大10,000個の設定が可能です。
- 本サブコマンド省略時の初期値
なし
- 値の設定範囲
Ingress LSP IDとして設定したLSP IDを指定します。
[入力例]
「mpls」の[入力例]を参照してください。
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない場合に本コマンドを使用してコンフィグレーションを変更したときは,applyコマンドを実行してください。
- attached_lspに設定するIngress LSPは,primary,secondaryの両方が設定されている必要があります。
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