コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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core_lsp(mpls static_lspモード)【OP-MPLS】

[入力モード]

mpls static_lspモード

[入力形式]

CoreノードでのStatic LSPの設定・変更
core_lsp <Core LSP ID>
>>移行モード:mpls static_lsp core_lsp

CoreノードでのStatic LSPの削除
delete core_lsp [<Core LSP ID>]

[サブコマンド入力形式]

CoreノードでのStatic LSPの設定
{enable | disable}
description <Description>
in_label <Label List>
primary out_label {<Label> | implicit_null} {nexthop <IPv4 Address> | interface <Line Name>}
secondary out_label {<Label> | implicit_null} {nexthop <IPv4 Address> | interface <Line Name>}

CoreノードでのStatic LSPの削除
delete {enable | disable}
delete description
delete in_label [<Label List>]
delete primary
delete secondary

[モード階層]

mpls
 ├─  mpls ldp
 ├─  mpls lsr
 ├─  mpls static_lsp
 │     ├─ mpls static_lsp ingress_lsp
 │     ├─ mpls static_lsp core_lsp
 │     ├─ mpls static_lsp global_repair_receive
 │     └─ mpls static_lsp global_repair_send
 └─  mpls l2transport vc

[パラメータ]

<Core LSP ID>
Static LSPのIDを指定します。本IDはingress_lsp,core_lspを含め装置内で重複できません。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    1〜10000

[サブコマンド]

{enable | disable}
各種設定の有効,無効を設定します。
  • Static LSP
    Static LSPの状態をdisableからenableに変更すると,disable前の状態にかかわらずenable後はprimaryが有効となります。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    Static Core LSP:有効
  2. 値の設定範囲
    enableおよびdisable

description <Description>
補足説明を設定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    50字以内の文字列を”(ダブルクォート)で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列に,スペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列を”(ダブルクォート)で囲まなくても入力可能です。
    詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照願います。
    ただし,以下の文字は使用できませんので注意願います。
    ダブルクォート(”),大カッコ始め({),大カッコ終わり(}),シングルクォート(’),セミコロン(;),ドル($),逆シングルクォート(‘)

in_label <Label List>
Coreノード上に作成するStatic LSPが使用する入力Shimラベルの値を設定します。本サブコマンドは一つのStatic LSPに対して最大256まで設定可能です
異なるcore_lspに同一のshimラベル値を指定することはできません。

【”-”または”,”による範囲指定】
範囲指定のすべてのshimラベルを指定したことと同じ意味になります。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    static_label_rangeコマンドで指定したラベル範囲
注※ コンフィグレーション1行が1022文字を超えない範囲で設定してください。

primary
Primary Static LSPを指定します。

secondary
Secondary Static LSPを指定します。

out_label {<Label> | implicit_null}
Static LSPで使用する出力時のShimラベル値を指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    16〜1048575またはimplicit_null

nexthop <IPv4 Address>
Static LSPで使用するNextHopのIPv4アドレスを指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    IPv4ホストアドレス

interface <Line Name>
Static LSPで使用する出力論理インタフェースを指定します。本サブコマンドはPOSインタフェースに対してだけ指定できます。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    論理インタフェース名

[入力例]

「mpls」の[入力例]を参照してください。

[注意事項]

  1. system config_update autoが定義されていない場合に本コマンドを使用してコンフィグレーションを変更したときは,applyコマンドを実行してください。
  2. Static LSPの数え方を次に示します。
    • Ingress LSPおよびCore LSPは,primary,secondaryあわせてStatic LSP数は1と数えます。
    • Core LSPの設定で,同じCore LSP内に複数のin_labelが設定されている場合,Static LSP数はin_label数となります。
  3. l2transportのin_vc_labelとCore LSPのin_labelの値は,重複できません。
  4. primary,secondaryにかかわらず,同一のShimラベルとNextHopの組み合わせ,同一のShimラベルとインタフェースの組み合わせは重複できません。ただし,ラベル値がImplicit_nullの場合は重複できます。

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