コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
[入力モード]
ospf6 backbone interfaceモード
ospf6 area interfaceモード
[入力形式]
- BFD情報の設定
- bfd
- >>移行モード:ospf6 bfd
- BFD情報の削除
- delete bfd
[サブコマンド入力形式]
- BFD情報の設定・変更
- detect-multi <Multiplier>
- min-tx-interval <Millisecond>
- min-rx-interval <Millisecond>
- min-interval <Millisecond>
- BFD情報の削除
- delete detect-multi
- delete min-tx-interval
- delete min-rx-interval
- delete min-interval
[モード階層]
ospf6 ├─ ospf6 defaults ├─ ospf6 backbone │ ├─ ospf6 backbone interface │ │ └─ ospf6 bfd │ └─ ospf6 backbone virtuallink └─ ospf6 area ├─ ospf6 area interface │ └─ ospf6 bfd └─ ospf6 area virtuallink
[パラメータ]
なし
[サブコマンド]
- detect-multi <Multiplier>
- BFD障害監視で,BFDパケット受信監視時間を決定する乗数を指定します。
- 実際の受信監視時間は,受信間隔×検出乗数となります。
- 本サブコマンド省略時の初期値
初期値は3です。
- 値の設定範囲
<Multiplier>に1〜255(10進数)を指定します。
ただし,最小送信間隔または最小受信間隔と掛け合わせた値が,300,000(300秒)を超えない範囲で指定してください。
- min-tx-interval <Millisecond>
- BFD障害監視で,BFDパケットを送信する間隔(最小送信間隔)を指定します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
min-intervalサブコマンドで指定した値となります。min-intervalサブコマンドを指定していない場合,100ミリ秒です。
- 値の設定範囲
<Millisecond>に50〜10000(10進数:ミリ秒)を指定します。
ただし,検出乗数と掛け合わせた値が,300,000(300秒)を超えない範囲で指定してください。
- min-rx-interval <Millisecond>
- BFD障害監視で,BFDパケットを受信する間隔(最小受信間隔)を指定します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
min-intervalサブコマンドで指定した値となります。min-intervalサブコマンドを指定していない場合,100ミリ秒です。
- 値の設定範囲
<Millisecond>に50〜10000(10進数:ミリ秒)を指定します。
ただし,検出乗数と掛け合わせた値が,300,000(300秒)を超えない範囲で指定してください。
- min-interval <Millisecond>
- BFD障害監視で,最小送信間隔と最小受信間隔の両方を同時に指定します。
- min-tx-intervalサブコマンドやmin-rx-intervalサブコマンドを指定している場合,本サブコマンドよりもそれらの指定値を優先します。
- 本サブコマンド省略時の初期値
最小送信間隔・最小受信間隔の両方とも,初期値は100ミリ秒です。
- 値の設定範囲
<Millisecond>に50〜10000(10進数:ミリ秒)を指定します。
ただし,検出乗数と掛け合わせた値が,300,000(300秒)を超えない範囲で指定してください。
[入力例]
「interface(ospf6 backbone/ospf6 areaモード)」の[入力例]を参照してください。
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
- detect-multiサブコマンドに3未満の値を設定した場合,装置の運用状況,伝送路の状況によっては障害を検知しやすくなるため,経路状態が不安定になる可能性があります。設定条件については,「解説書 Vol.1 3.2 収容条件」を参照してください。
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