コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
自ルータが属する自律システムのAS番号を設定します。BGP4を使用する場合は必ず設定してください。BGP4+を使用する場合は本コマンド,またはautonomoussystem6(IPv6自律システムAS番号)コマンドでAS番号を必ず設定してください。本コマンドはIPv4,IPv6共用コマンドです。
[入力モード]
グローバルコンフィグモード
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- autonomoussystem <As>
- 情報の削除
- delete autonomoussystem
- 情報の表示
- show autonomoussystem
[サブコマンド入力形式]
なし
[モード階層]
なし
[パラメータ]
- <As>
- 自ルータが属する自律システムのAS番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
なし(省略不可)
- 値の設定範囲
<As>に1〜4294967295(10進数)を指定します。
[サブコマンド]
なし
[入力例]
- 自AS番号の設定
自AS番号を200に設定します。
(config)# autonomoussystem 200 (config)# show autonomoussystem autonomoussystem 200 (config)#- 自AS番号の変更
自AS番号を300に変更します。
(config)# autonomoussystem 300 (config)# show autonomoussystem autonomoussystem 300 (config)#- 設定情報の表示
自AS番号を表示します。
(config)# show autonomoussystem autonomoussystem 300 (config)#- 設定情報の削除
自AS番号情報を削除します。
(config)# delete autonomoussystem (config)# show autonomoussystem (config)#
[関連コマンド]
autonomoussystem6(IPv6自律システム番号情報)
bgp(BGP4情報)
bgp4+(BGP4+情報)
apply(ルーティングプロトコルコンフィグレーション反映)
[注意事項]
- system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用してコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
- 本コマンドを使用して自AS番号を変更した場合,すべてのBGP4コネクションがいったん切断されます。また,IPv6自律システムのAS番号(autonomoussystem6)を設定せずにBGP4+を使用している際に本コマンドを使用してAS番号を変更した場合も,すべてのBGP4+コネクションがいったん切断されます。
- autonomoussystemとautonomoussystem6が同時に設定されている場合,BGP4はautonomoussystemで設定された値を自AS番号として認識し,BGP4+は autonomoussystem6で設定された値を自AS番号として認識します。
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