コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,IPv6ルーティングプロトコル情報,IPv6マルチキャストルーティングプロトコル情報およびMPLS情報の変更内容を運用に使用します。
[入力形式]
apply
[パラメータ]
なし
[入力例]
- スタートアップコンフィグレーションファイルのIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,IPv6ルーティングプロトコル情報,IPv6マルチキャストルーティングプロトコル情報およびMPLS情報の変更内容を運用に使用します。
(config)# rip yes ………(1) [rip] (config)# broadcast ………(2) [rip] (config)# rip interface all ………(3) [rip interface all] (config)# ripin ………(4) [rip interface all] (config)# ripout ………(5) [rip interface all] (config)# exit [rip] (config)# exit (config)# export proto rip interface 10.2.1.2 ………(6) [export proto rip interface 10.2.1.2] (config)# proto direct 10.1.1.0 masklen 24 ………(7) [export proto rip interface 10.2.1.2] (config)# apply ………(1)〜(7)の変更内容が運用に使用されます [export proto rip interface 10.2.1.2] (config)#
[関連コマンド]
options
autonomoussystem
autonomoussystem6
routerid
vpnmap
rip
ospf
bgp
ripng
ospf6
bgp4+
isis
static
dampen-flap
attribute-list
network-filter
route-filter
import
export
aggregate
route-trace
pim
igmp
dvmrp
multicast
pim6
mpls
ra
[注意事項]
- メモリ上のランニングコンフィグレーションの編集を行っている時にだけapplyコマンドは有効です。バックアップされたバックアップコンフィグレーションファイルの編集を行っている時にapplyコマンドを投入しても変更した内容は運用に反映されません。
- 関連コマンドに示したIPルーティングプロトコルコマンド,IPマルチキャストルーティングプロトコルコマンド,MPLSコマンドを使用してIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報を変更した場合は,IPルーティングプロトコルコマンドまたはMPLSコマンド投入後applyコマンドを使用して運用に反映してください。IPルーティングプロトコルコマンド,IPマルチキャストルーティングプロトコルコマンド,MPLSコマンドだけでは運用に使用されません。
- IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報を変更したあとにsave,promptの各コマンド,IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報またはMPLS情報以外のコンフィグレーションの追加・変更コマンドを投入した場合はapplyコマンドを投入しなくても,IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報の変更内容を運用に使用します。またsort,quit,status,showの各コマンドの場合はIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報,MPLS情報の変更が行われていても運用に使用しませんのでご注意ください。
- ランニングコンフィグレーションに即時反映しないコンフィグレーションを編集した場合,applyコマンドが必要である内容のプロンプトに変更します(詳細は「運用ガイド 3.1 CLIでの操作」を参照)。また,applyコマンドを投入後は,applyコマンドが不要である内容のプロンプトに変更します。
- system config_update autoが定義されていない時だけapplyコマンドは有効です。system config_update autoが定義されている時にapplyコマンドを投入しても,変更した内容は運用に反映されません。
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