コンフィグレーションガイド

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16.2.1 基本設定例

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

リンクアグリゲーション構成で,片側回線障害が発生してもパケットロスを発生させないために,IEEE802.3ah/UDLD機能を使って片方向リンク障害を検出する設定例を示します。本装置Aでリンクアグリゲーションを構成しているポート1/2,1/4および接続先である本装置Bでリンクアグリゲーションを構成しているポート2/2,2/4においてIEEE802.3ah/UDLD機能を動作させる設定例を示します。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図16-9 構成図

[図データ]

[設定条件]
  1. 本装置Aのポート1/2,1/4にIEEE802.3ah/OAM機能の障害検出モードを設定します。
  2. 本装置Bのポート2/2,2/4にIEEE802.3ah/OAM機能のPassiveモードを設定します。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]
 1    (config)# efmoam
      [efmoam]
 2    (config)# active-port 1/2,4 udld
      [efmoam]
 3    (config)# exit

表16-22 本装置Aのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1,2 ポート1/2,1/4にIEEE802.3ah/OAM機能の障害検出モードを設定します。
3 efmoamモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

[コンフィグレーションの表示]
efmoam
  active-port 1/2,4 udld

[コマンドによる設定]
ありません。

表16-23 本装置Bのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
IEEE802.3ah/OAM機能はdefaultで全ポートPassiveモードとなっているため,装置Bではポートへの設定を行う必要はありません。

[コンフィグレーションの表示]
ありません。

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