コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
リンクアグリゲーション構成で,片側回線障害が発生してもパケットロスを発生させないために,IEEE802.3ah/UDLD機能を使って片方向リンク障害を検出する設定例を示します。本装置Aでリンクアグリゲーションを構成しているポート1/2,1/4および接続先である本装置Bでリンクアグリゲーションを構成しているポート2/2,2/4においてIEEE802.3ah/UDLD機能を動作させる設定例を示します。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図16-9 構成図
- [設定条件]
- 本装置Aのポート1/2,1/4にIEEE802.3ah/OAM機能の障害検出モードを設定します。
- 本装置Bのポート2/2,2/4にIEEE802.3ah/OAM機能のPassiveモードを設定します。
(3) コンフィグレーション例
- 本装置Aの設定
- [コマンドによる設定]
1 (config)# efmoam [efmoam] 2 (config)# active-port 1/2,4 udld [efmoam] 3 (config)# exit表16-22 本装置Aのコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1,2 ポート1/2,1/4にIEEE802.3ah/OAM機能の障害検出モードを設定します。 3 efmoamモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
- [コンフィグレーションの表示]
efmoam active-port 1/2,4 udld
- 本装置Bの設定
- [コマンドによる設定]
- ありません。
表16-23 本装置Bのコンフィグレーション解説
解説番号 解説 − IEEE802.3ah/OAM機能はdefaultで全ポートPassiveモードとなっているため,装置Bではポートへの設定を行う必要はありません。
- [コンフィグレーションの表示]
- ありません。
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