コンフィグレーションガイド

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8.2.2 特定端末宛通信を禁止する

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

特定端末宛の通信を禁止する場合のNullインタフェースコンフィグレーションの例を示します。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図8-10 構成図

[図データ]

[設定条件]
Nullインタフェースコンフィグレーション設定例を示します。
  1. 本装置Bを経由する端末X(128.1.3.2/32)宛の通信を禁止します。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置B>
 1    (config)# ip null
 2    (config)# static
      [static]
 3    (config)# 128.1.3.2 masklen 32 interface null
      [static]
 4    (config)# exit
 5    (config)# apply

表8-11 本装置Bのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 Nullインタフェース使用を定義します。
2 スタティック経路を使用します。
staticモードに移行します。
3 128.1.3.2/32の端末宛のパケットをすべて廃棄するため,出力先インタフェースがNullのスタティック経路情報を設定します。
4 staticモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 解説番号3で設定したスタティック経路情報の変更内容を反映します。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置B>
ip null
!
static
  128.1.3.2 masklen 32 interface null

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