解説書 Vol.2
設定パターンごとのDSドメイン内の本装置の位置づけと想定される適用例を,次に示します。
- <この項の構成>
- (1) パターン1の適用例
- (2) パターン2の適用例
- (3) パターン3の適用例
(1) パターン1の適用例
ネットワークマーキングを行うときの入力側バウンダリノードで,DSドメイン外からのフローに対して対応するDSCPをマーキングし,マーキングした単位に帯域監視を行う場合に,パターン1を使用します。本装置の位置づけと適用例を次の図に示します。
図2-7 本装置の位置づけと適用例(パターン1)
(2) パターン2の適用例
ユーザマーキングを行うときの入力側バウンダリノードで,DSCP単位に帯域監視を行う場合に,パターン2を使用します。また,ネットワークマーキングでDSCPのマーキングを行わない場合もこのパターンを使用します。本装置の位置づけと適用例を次の図に示します。
図2-8 本装置の位置づけと適用例(パターン2)
(3) パターン3の適用例
ユーザマーキングを行うときの入力側バウンダリノードで,DSCP単位に帯域監視を行う場合に,パターン3を使用します。また,ネットワークマーキングでDSCPのマーキングを行わない場合もこのパターンを使用します。本装置の位置づけと適用例を次の図に示します。
図2-9 本装置の位置づけと適用例(パターン3)
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