解説書 Vol.1

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8.2.5 マルチホーム・ネットワークの設計

マルチホーム接続されたルータ間でRIP-2およびospfを使用する場合は,次の制限事項があります。

RIP-2およびospfでは送信するルーティング・パケットにマルチキャストアドレスを使用します。マルチキャストアドレスで指定されたルーティング・パケットはマルチホーム接続されたすべてのルータに対して送達されるため,ルータに不要な負荷がかかることになります。

マルチホーム接続されたルータ間でRIP-2およびospfを使用する場合は,RIP-2ではブロードキャスト指定(コンフィグレーションコマンドinterface(ripモード)のversion 2 broadcastサブコマンド),ospfではノンブロードキャスト指定(コンフィグレーションコマンドinterface(ospf backbone/ospf areaモード)のnonbroadcastサブコマンド)を使用してください。

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