運用コマンドレファレンス Vol.1

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set terminal pager

ページング(「コンフィグレーションガイド Vol.1 5.2.8 ページング」参照)するかどうかを指定します。この設定はユーザごとに行えます。

[入力形式]

set terminal pager [{ enable | disable }]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

{ enable | disable }

enable
ページングを行います。これは,初期導入時のデフォルト設定です。

disable
ページングを行いません。

本パラメータ省略時の動作
ページングを行います。

[実行例]

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

なし

[注意事項]

  1. 本コマンドで設定したページングの設定を待機系システムに同期させるには,synchronizeコマンドにuserfileパラメータ,またはaccountパラメータを指定して実行してください。
  2. adduserコマンドで,no-flashパラメータを指定して追加したアカウントの場合,本コマンドで設定した内容は,装置の再起動によって,デフォルト設定であるenableに戻ります。
  3. コンフィグレーションコマンドusernameでexec-timeout,terminal-pagerまたはterminal-helpのどれか一つでも設定がある場合,そのユーザはコンフィグレーションのterminal-pager設定値(設定内容または省略時の初期値)で動作します。
  4. コンフィグレーションコマンドusernameの設定値で動作しているユーザでも,ログイン後に本コマンドを実行すれば,該当するセッションでだけ一時的に動作を変更できます。

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