コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
IPv6 PIMのassertメッセージで使用するプリファレンス情報を指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- ipv6 pim [vrf <vrf id>] assert-preference {<preference> | unicast-routing}
- 情報の削除
- no ipv6 pim [vrf <vrf id>] assert-preference
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>【OP-NPAR】
- 対象のVRFを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- {<preference> | unicast-routing}
- assertメッセージで使用するプリファレンス情報を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0〜255,またはunicast-routing
- 本パラメータの指定時または本コマンド省略時のassertメッセージで使用するプリファレンス値を次の表に示します。
表29-3 コンフィグレーションによるassertメッセージで使用するプリファレンス値
項番 コンフィグレーションで設定する値 assertメッセージで使用するプリファレンス値 ソースアドレスが直接接続の場合 ソースアドレスが間接接続の場合 1 本コマンド省略時 0 101 2 <preference> <preference> 3 unicast-routing ユニキャストルーティングプロトコルから取得※ 注※ ユニキャストの第1ディスタンス値を使用します。
[コマンド省略時の動作]
assertメッセージで使用するプリファレンス値は,ソースアドレスが直接接続の場合は0,間接接続の場合は101となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ipv6 pim
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