コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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monitor session

ポートミラーリング機能を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
monitor session <session no.> source interface <interface id list> [{rx | tx | both}] destination interface {gigabitethernet | tengigabitethernet } <nif no.>/<port no.>

情報の変更
monitor session <session no.> { source interface add <interface id list> | source interface remove <interface id list> }

情報の削除
no monitor session <session no.>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<session no.>
ポートミラーリングセッションの番号を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    1〜191

source interface <interface id list>
ポートミラーリングのモニターポートをリスト形式で指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

source interface add <interface id list>
ポートミラーリングのモニターポートをリストに追加します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

source interface remove <interface id list>
ポートミラーリングのモニターポートをリストから削除します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

{rx | tx | both}
ポートミラーリングするトラフィックの方向を指定します。

rx
受信フレームをミラーリングします。

tx
送信フレームをミラーリングします。

both
送受信フレームをミラーリングします。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    both
  2. 値の設定範囲
    rx,txまたはboth

destination interface {gigabitethernet | tengigabitethernet } <nif no.>/<port no.>
ポートミラーリングのミラーポートを指定します。レイヤ2情報を設定したポートは指定できません。

{gigabitethernet | tengigabitethernet }
ミラーポートの種別を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    gigabitethernetまたはtengigabitethernet

<nif no.>/<port no.>
ミラーポートのNIF番号,ポート番号を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

運用中の回線をミラーポートに指定した場合,その回線で通信できなくなります。モニターポートに指定した場合は通信に影響しません。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 複数のモニターポートに対して一つのミラーポートを設定できます。また,一つのモニターポートを送信ポートミラーリングセッションと受信ポートミラーリングセッションに設定できます。ただし,ポートミラーリングでコピーした受信フレームを複数のミラーポートに送信したり,コピーした送信フレームを複数のミラーポートに送信したりできません。
  2. ポートミラーリングでコピーしたフレームの量が回線帯域を超えた場合,そのフレームは廃棄されます。
  3. ミラーポートに設定したポートでは,通常のフレーム送受信はできません。
  4. レイヤ2情報を設定したポートをミラーポートに設定することはできません。すでにレイヤ2情報を設定済みのポートをミラーポートとして使用する場合は,該当インタフェースのレイヤ2情報を削除してからミラーポートに設定してください。
  5. すでにミラーポートとして設定しているポートを,モニターポートには設定できません。
  6. モニターポートまたはミラーポートに設定しているポートが収容されているNIFを,別の種類のNIFに差し替えたときは,該当するポートミラーリングセッションが削除されます。モニターポートにポートリストを指定している場合,そのリスト中に上記に該当するポートがあるときは,該当するポートミラーリングセッション全体が削除されます。

[関連コマンド]

なし

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