コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
- 該当シェーパモード
- すべて
イーサネットインタフェースに対して,ポート帯域制御で使用するキューごとのバッファ容量を設定します。
本コマンドは,該当インタフェースのNIFに対してシェーパモードの設定がない場合,設定できません。また,シェーパ自動設定機能を使用している場合や,シェーパ機能を使用できるポート数の上限を超える場合,本コマンドは設定できません。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- shaper port buffer <qos1> <qos2> <qos3> <qos4> [<qos5> <qos6> <qos7> <qos8>]
- 情報の削除
- no shaper port buffer
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- <qos1> <qos2> <qos3> <qos4> [<qos5> <qos6> <qos7> <qos8>]
- バッファ容量を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
・<qos>:0〜96000を指定します。【AX6700S】【AX6600S】
・<qos>:0〜48000を指定します。【AX6300S】
・4キューモード時は<qos1>〜<qos4>が設定できます。
・8キューモード時は<qos1>〜<qos8>が設定できます。
[コマンド省略時の動作]
ポート帯域制御で使用するキューごとのバッファの値を,デフォルト値に従って設定します。デフォルト値は,「コンフィグレーションガイド Vol.2 6.7.2 バッファ管理」を参照してください。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 階層化シェーパ機能をサポートしていないNIFのインタフェースに対して,本コマンドは設定できません。
- NIF当たりのバッファ容量の上限値を超えて<qos>に設定した場合,上限値を装置に反映します。【AX6300S】
- 4キューモード時に,<qos1>〜<qos8>に値を設定した場合,<qos1>〜<qos4>に設定した値は反映され,<qos5>〜<qos8>に設定した値は無視されます。
- 8キューモード時に,<qos5>〜<qos8>に値を設定しなかった場合,<qos1>〜<qos4>に指定した値は無視され,初期値が反映されます。
[関連コマンド]
shaper nif
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