コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
インタフェース(物理ポート)にQoSキューリスト情報を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定
- qos-queue-group <qos queue list name>
- 情報の削除
- no qos-queue-group
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- <qos queue list name>
- QoSキューリスト名称を設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
使用可能な文字列は先頭が英字の31文字以内の英数字です。
[コマンド省略時の動作]
スケジューリングモードはPQ,キュー数は8で動作します。
[通信への影響]
QoSキューリスト名を指定してキュー数を変更した場合,当該回線が再起動するため,当該回線を使用した通信が一時的に途切れます。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- QoSキューリスト名を指定してキュー数を変更した場合,変更したインタフェース(物理ポート)が再起動します。変更したときに送信キューにキューイングしたパケットが残っている場合,すべて吐き出す処理を行います。パケットの吐き出し処理中は,新たなパケットをキューイングできません。ネットワーク経由でログインされている場合はご注意ください。
- QoSキューリスト名を指定してスケジューリングモード設定を行わなかった場合,スケジューリングモードはPQで動作します。
- QoSキューリスト名を指定してキュー数設定を行わなかった場合,キュー数は8で動作します。
- qos-queue-groupコマンドで無効なQoSキューリスト名を指定した場合,スケジューリングモードはPQで動作します。
- 当該回線で設定したQoSキューリスト情報が使用できない場合,運用ログメッセージが表示されます。使用可能なQoSキューリスト情報については,「コンフィグレーションガイド Vol.2 6.10 NIF種別と送信制御機能との対応」を参照してください。
- レガシーシェーパ機能をサポートしていないNIFのインタフェースに対して,本コマンドは設定できません。
- 階層化シェーパ機能が設定してあるNIFのインタフェースに対して,本コマンドは設定できません。
[関連コマンド]
qos-queue-list
interface gigabitethernet
interface tengigabitethernet
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.