コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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spanning-tree single pathcost method

シングルスパニングツリーのポートのパスコストに16bit値を使用するか,32bit値を使用するかを設定します。

spanning-tree single costコマンドの設定を省略した場合,パスコストはインタフェース速度とspanning-tree single pathcost methodコマンドの設定によって,下記の値を適用します。

[入力形式]

情報の設定・変更
spanning-tree single pathcost method { long | short }

情報の削除
no spanning-tree single pathcost method

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{ long | short }
longを設定した場合,32bit値を使用します。shortを設定した場合,16bit値を使用します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    longまたはshort
  3. 本パラメータ使用時の注意事項
    ・パスコストのデフォルト値が変わります。
    ・パスコスト値が変わることでトポロジ変更が発生する場合があります。
    ・パスコストに65536以上の値を設定している場合,shortには変更できません。

[コマンド省略時の動作]

spanning-tree pathcost methodコマンドの設定に従います。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし

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