コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
リンクアグリゲーションの該当チャネルグループの離脱ポート数制限を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- channel-group max-detach-port <number>
- 情報の削除
- no channel-group max-detach-port
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- <number>
- リンクダウンなどでリンクアグリゲーションのチャネルグループから離脱することを許容する最大ポート数を指定します。0を指定した場合,1ポートも許容しないため,リンクダウンなどが発生すると当該チャネルグループがダウンします。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
0または15
[コマンド省略時の動作]
離脱ポート数制限は15になります。
[通信への影響]
離脱ポート数制限機能によって,チャネルグループがダウンする場合があります。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドはLACPによるリンクアグリゲーションの場合だけ有効です。
- max-detach-portを指定する場合は,max-detach-portの設定を接続先の装置と合わせてください。
- max-detach-portコマンドを0で入力した場合,onモードのときはmax-detach-portを15で入力した場合(max-detach-portの入力なし)と同様の動きとなります。
- 離脱ポート数制限機能(max-detach-port)を設定して他社装置と接続する場合,本装置のLACPシステム優先度を高くしてください。
- <number>を0に変更した場合,該当リンクアグリゲーションのチャネルグループに登録されているポートの一部が縮退中,チャネルグループに登録されている全ポートがBlock状態(通信断)となります。
[関連コマンド]
interface port-channel
channel-group mode
channel-group lacp system-priority
lacp system-priority
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