コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
装置の障害が発生した際に障害部位の復旧処理をしないで,障害の発生以降,障害部位を停止したままにします。本機能で対象となる部位は,次のとおりです。
- AX6700Sの場合
BCU,BSU,およびNIFです。該当BSUおよびNIFは電力供給をOFFします。
- AX6600Sの場合
CSU,およびNIFです。該当NIFは電力供給をOFFします。
- AX6300Sの場合
MSU,およびNIFです。該当NIFは電力供給をOFFします。
[入力形式]
- 情報の設定
- no system recovery
- 情報の削除
- system recovery
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
なし
[コマンド省略時の動作]
復旧処理を行い,障害部位を再初期化します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 該当BSUおよびNIFのSTATUS LEDは消灯されるため,次のコマンドで障害部位を確認してください。
- show systemコマンド
- show nifコマンド
- 障害が発生したBSUおよびNIFがある場合に,本コマンドを設定しても,該当ボードの電力供給をOFFしません。電力供給をOFFするときは,no power enableコマンドまたはinactivateコマンドを実行してください。なお,該当ボードの復旧処理はしません。
[関連コマンド]
なし
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