コンフィグレーションガイド Vol.3

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31.5.2 パケット制御

<この項の構成>
(1) AX6700Sの場合
(2) AX6600Sの場合
(3) AX6300Sの場合

(1) AX6700Sの場合

NIFから受信したソフト処理用データパケットをBCU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。

CPUに転送するパケット数は,運用系BSUの枚数によって異なります。運用系BSU枚数別の,CPUに転送するパケットの最大数を次の表に示します。

表31-15 CPUに転送するパケットの最大数

運用系BSU枚数 CPUに転送するパケットの最大数
1枚 設定値の約2倍
2枚 設定値の約4倍
3枚 設定値の約6倍

(2) AX6600Sの場合

NIFから受信したソフト処理用データパケットをCSU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。

CPUに転送するパケット数は,運用系PSPの数によって異なります。運用系PSP数別の,CPUに転送するパケットの最大数を次の表に示します。

表31-16 CPUに転送するパケットの最大数

運用系PSP数 CPUに転送するパケットの最大数
1 設定値
2 設定値の約2倍

(3) AX6300Sの場合

NIFから受信したソフト処理用データパケットをMSU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。

CPUに転送するパケットの最大数は,運用系MSUが1枚だけなので,設定値と同じになります。

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