コンフィグレーションガイド Vol.3
第2優先経路のネクストホップがNDPによってアドレス解決できていない場合,その経路に対する高速経路切替は適用されません。
第2優先経路がBGP4+やOSPFv3などルーティングプロトコルを使用して学習した経路の場合は,隣接ルータからの定常的な制御パケットのトラフィックがあるため,経路のネクストホップは通常,NDPによって動的にアドレス解決が行われた状態にあります。しかし,自ルータとの間でトラフィックが発生しない隣接ルータをネクストホップとするスタティック経路などに関しては,ネクストホップの動的なアドレス解決が行われないため,スタティックNDPの設定などの措置が必要となります。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.