コンフィグレーションガイド Vol.3

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22.2.2 コンフィグレーションの流れ

<この項の構成>
(1) IPv6 DHCPリレーを経由するユニキャスト送信の設定
(2) IPv6 DHCPリレーを経由するマルチキャスト送信の設定
(3) 複数のIPv6 DHCPリレーを経由する設定

(1) IPv6 DHCPリレーを経由するユニキャスト送信の設定

  1. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。
  2. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。
  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。
  4. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのアドレスを設定します。
  5. 最大ホップ数を設定します。
  6. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(2) IPv6 DHCPリレーを経由するマルチキャスト送信の設定

  1. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。
  2. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。
  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。
  4. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのインタフェースを設定します。
  5. 最大ホップ数を設定します。
  6. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(3) 複数のIPv6 DHCPリレーを経由する設定

(a) 本装置A側の設定

  1. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。
  2. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。
  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。
  4. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先の本装置Bのアドレスを設定します。
  5. 最大ホップ数を設定します。
  6. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(b) 本装置B側の設定

  1. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。
  2. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。
  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。
  4. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのアドレスを設定します。
  5. 最大ホップ数を設定します。

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