コンフィグレーションガイド Vol.3
ポリシーベースルーティングを設定する例を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) アクセスリストの動作に中継先の経路を指定
(1) アクセスリストの動作に中継先の経路を指定
IPv6パケットをフロー検出条件として,IPv6アドレスをネクストホップとするポリシーベースルーティングを設定する例を次に示します。
- [設定のポイント]
- アクセスリストを使用してポリシーベースルーティングを設定します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ipv6 access-list WEB-FILTER
ipv6 access-list(WEB-FILTER)を作成します。本リストを作成すると,IPv6パケットフィルタの動作モードに移行します。
- (config-ipv6-acl)# permit ipv6 any 2001:100::1/64 action policy interface vlan 200 next-hop 2001:1000::1
宛先IPアドレス 2001:100::1/64 へのパケットをポリシーベースルーティングするIPv6パケットフィルタを設定します。ネクストホップIPアドレスは,2001:1000::1 を設定します。なお,送信先インタフェースに指定するVLAN200のIPv6機能は,事前に有効にしておく必要があります。
- (config-ipv6-acl)# exit
IPv6パケットフィルタの動作モードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface vlan 20
VLAN20のインタフェースモードに移行します。
- (config-if)# ipv6 traffic-filter WEB-FILTER in layer3-forwarding
受信側にレイヤ3中継を対象とするポリシーベースルーティングを設定したIPv6フィルタを有効にします。
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