コンフィグレーションガイド Vol.3

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15.1.17 VRFでのIGMPの設定【OP-NPAR】

[設定のポイント]
VRFでIGMPを動作させるには,該当VRFのインタフェースにIGMPを設定します。ただし,該当VRFのインタフェースにIPv4 PIM-SM(sparseモード)を設定してもIGMPは動作します。
デフォルトではIGMPバージョン2,3混在モードです。IGMPバージョンを変更する場合は,コンフィグレーションコマンドip igmp versionで設定してください。
例として,VPN 2にVRF 10を対応させ,VRF 10のインタフェースVLAN10のIPアドレスを10.1.1.1/24としたIGMP構成例を次の図に示します。

図15-6 VRFでのIGMP構成例

[図データ]

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface vlan 10
    VLAN 10を設定します。
     
  2. (config-if)# vrf forwarding 10
    VLAN 10をVRF 10に設定します。
     
  3. (config-if)# ip address 10.1.1.1 255.255.255.0
    VLAN 10にIPアドレスを設定します。
     
  4. (config-if)# ip igmp router
    (config-if)# exit
    VLAN 10にIGMPを指定します。
     

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