コンフィグレーションガイド Vol.3
- <この項の構成>
- (1) AX6700Sの場合
- (2) AX6600Sの場合
- (3) AX6300Sの場合
(1) AX6700Sの場合
NIFから受信したソフト処理用データパケットをBCU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。
CPUに転送するパケット数は,運用系BSUの枚数によって異なります。運用系BSU枚数別の,CPUに転送するパケットの最大数を次の表に示します。
表14-19 CPUに転送するパケットの最大数
運用系BSU枚数 CPUに転送するパケットの最大数 1枚 設定値の約2倍 2枚 設定値の約4倍 3枚 設定値の約6倍
(2) AX6600Sの場合
NIFから受信したソフト処理用データパケットをCSU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。
CPUに転送するパケット数は,運用系PSPの数によって異なります。運用系PSP数別の,CPUに転送するパケットの最大数を次の表に示します。
表14-20 CPUに転送するパケットの最大数
運用系PSP数 CPUに転送するパケットの最大数 1 設定値 2 設定値の約2倍
(3) AX6300Sの場合
NIFから受信したソフト処理用データパケットをMSU内のCPUに転送する際,コンフィグレーションによって設定した受信要因と比較し一致した場合,設定した受信パケット数に従って転送数を制御します。
CPUに転送するパケットの最大数は,運用系MSUが1枚だけなので,設定値と同じになります。
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